まずは、サミットに先立って行われたリノベーションされたスポットなどを巡るオプションツアー。4つのコースのうち、街を巡るコースに参加しました。地元で遊休不動産の活用などを手掛けるlanescape代表の小松浩二さんの案内のもと、市内中心部や商店街、狩野川沿いをまち歩きしながら、リノベーションされた物件などを見学しました。建設中のクラフトビール醸造所(現在は「Masters Brewing」としてオープン)、コーヒー焙煎所「チャトラコーヒー」、デザイナー・クリエーター向けのシェアオフィス「NUMAZU DESIGN CENTER」、レンタルスタジオ「EL PASITO」、クラフトジン蒸留所「沼津蒸留所」、石倉の上にある一軒家をを活用した宿泊施設「魚町 蔵ノ上」など、約2時間でたっぷり見ることができ、街中での取り組みについて理解を深めることができました。


















午後から始まったサミットでは、沼津市の取り組みを紹介するオープニングセッションのあと、10のテーマで事例紹介とトークセッションが行われました。このうち「大家と家守の豊かな関係」のテーマでは、焼津市で「みんなの図書館さんかく」を運営する土肥潤也さんなどが登壇しました。同館は商店街の空き店舗を活用した市民参加型の私設図書館で、本棚のスペースを有料で貸し出して自分の好きな本を置くことができる「一箱本棚オーナー制度」が特徴です。この取り組みは「みんとしょ」の愛称で全国各地に広がっています。





なお、トークセッションのアーカイブはリノベリングのYouTubeチャンネルで見ることができます。
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