2023年09月22日

紙内田ビル_for now

富士市吉原商店街にある紙内田ビルの1階(旧文具店)をお試し出店等の場として開放する企画「紙内田ビル_for now」が12月20日までの期間限定で行われています。「_for now」とは “とりあえず”という意味で、新規出店・起業など新たな一歩を踏み出そうとしている人の背中を押すことを目的に、富士市の空き店舗等活用促進事業の一環として行われているものです。

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12月までの全期間利用できるトライアルブースには、クラフトビールを販売する「BADASS BEER BASE」、お茶に関するさまざまな活動を行う「お茶の日 望月」、個人向けのPC修理・メンテナンス相談「LamData」、アトリエ兼空間芸術「あんにゅいる〜む」、アトリエ・ワークショップ「Mpumalanga×masuo」、アートブックやzineの閲覧スペース「BOOKS & PRINT by @yccc_fuji」の6組が入って販売・展示・制作などの活動をしています。また、1日からの短期利用ができるポップアップブースもあります(利用者随時募集中)。

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毎月第3日曜日には「OPEN DAY」と題してトライアルブース利用者が一堂に会し、トークショーなどのイベントが行われます。以下に8月と9月に開催されたOPEN DAYの模様を写真で紹介します。

◇8月20日
富士市での今回の取り組みに先立って、沼津市の中心市街地で昨年度までの2年間行われた「_for now」プロジェクトに関わった沼津市まちづくり政策課職員の筑城浩介さんと建築設計会社REIVER代表の鈴木智博さんによるトークが行われ、沼津での取り組みと活用事例の紹介が行われたほか、「_for now」のプロデュースを務める勝亦優祐さん(勝亦丸山建築計画代表)が進行役となって「紙内田ビル_for now」のこれからを考えていきました。

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◇9月17日
トライアルブースに入居している「BADASS BEER BASE」の宮脇浩樹さんによるクラフトビールに関するトークが行われて、自前の醸造所を持たずにクラフトビールづくりを行うスタイル(ファントムブルワリーと呼ばれる)や吉原周辺の商店主・デザイナーなどとコラボしたクラフトビールが紹介されたほか、サックス奏者の川島麻友美さんによるライブやmasuoとEgocoroによるライブペイントが行われました。

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また、トライアルブースに入居している「お茶の日 望月」の望月希美さんがお茶ブランド「VAISA」とコラボした企画の一環として、3人の若手庭師が向かいにあるほんいちパーキングの屋上に素敵な庭園空間を9月中頃に制作、そこにある小屋でお茶の提供を行っています(開催日は望月さんのInstagramを確認)。

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紙内田ビル_for nowについての最新情報は公式Instagramをご覧ください。今後のイベントとしては、10月15日(日)・16日(月)に富士山グッズFuG(エフユージー)による「ワタシ的 富士山の良い景色 展」と「FuG富士山グッズ POP UP SHOP」があります。

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2023年04月13日

令和4年度富士市まちなか創業塾 オリジナルクラフトビール誕生!

12月12日、富士市交流プラザで令和4年度の「富士市まちなか創業塾」の最終報告会がありました。富士市の中心市街地で新たに開業を目指す人に本気の事業立ち上げをサポートしようと昨年度から行われているものです。今年度はお茶講師・ビール醸造家・デザイナーの3人が受講、熱海市でリノベーションを核としたまちづくりを手掛ける市来広一郎さんが塾長となり、1か月ほどかけて事業計画などを練り上げていきました。

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まずはお茶講師の望月希美さんが発表。吉原商店街で茶の間を運営して、お茶に関する講座・体験プログラムの開催やお茶を使ったメニューの開発・提供など、茶文化を広く発信することを計画しています。

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続いてビール醸造家の宮脇浩樹さんが発表。現在、繋がりのある醸造所の設備を借りて「BADASS BEER BASE」という名でクラフトビールを醸造、富士市内にクラフトビールの販売・提供を行うタップルームをオープンさせ、将来的には自前の醸造所を作る構想を持っています。

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最後にデザイナーの牧田美菜子さんが発表。Egocoroという名称で企業からデザイン業務を受注したり、デザイナー・クリエーター同士のコミュニティを作ったりして、富士市でのデザインの価値を高める活動を行っていく計画です。

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一連の発表の最後に、3人がコラボしてオリジナルクラフトビール「創業塾ビール」(仮称)を作ることを発表。聴講者からは期待の声が上がり、終了証授与後に3人と盛んに交流する光景が見られました。

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それから約3か月後、ついにオリジナルクラフトビールが完成。リリースイベント(お披露目会)が富士市吉原の14 Guest House Mt.Fujiで行われました。ビールの名前は着火を意味する「IGNITION」(イグニッション)、これから事業に挑んでいく3人の思いが込められています。望月さんの提案で地元産紅茶とブルーベリーを加えてフルーティーな味わいに。ラベルのデザインは牧田さんが担当しました。また、望月さんがプロデュースしたスパークリングティーも披露され、試飲することができました。これからの3人の活躍が楽しみですね。

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2023年02月06日

富士山ぐるっトリップ2023 花手水

現在、富士宮市の村山浅間神社山宮浅間神社で手水舎を花で飾る「花手水」が開催されています。これは静岡県富士山世界遺産課が主催する富士山麓の魅力発信キャンペーン「富士山ぐるっトリップ」の一環で行われているもので、昨年に続いて2回目になります。各神社にある手水舎の水盤に色とりどりの花が浮かべられ、写真映えする素敵な光景を楽しめます。

なお、このキャンペーンではInstagramを使ったフォトコンテストも実施しており、富士山にまつわる素敵な写真を募集しています。富士山ぐるっトリップのアカウントをフォローしてハッシュタグ「#富士山ぐるっトリップ10」を付けて投稿するだけです。以下に各神社で撮影した花手水を写真で紹介します。

◇村山浅間神社 (2月10日まで)

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◇山宮浅間神社 (2月17日まで)

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2023年01月23日

富士地域コワーキングスペース最新情報!

富士地域(富士市・富士宮市)では産業活性化・移住定住促進等を目的とした行政の支援もあり、コワーキングスペースの開設が相次いでいます。最新情報として、年末年始にオープンしたばかりの3か所のコワーキングスペースを紹介します。

Connected Studio i/HUB (コネクティッドスタジオ アイハブ)

富士宮駅からすぐ近くの幹線道路沿いに12月中旬オープンした富士宮市初のコワーキングスペース、人材派遣などを手掛ける企業サン・プランナーが運営しています。同社は富士宮市と連携協定を結び、コワーキングスペースを通じた地域活性化を目指しています。1階にはカフェが併設されてお洒落な空間になっているほか、本棚のスペースを貸し出す「みんなの図書館さんかく」の機能もあります。オープン時にキックオフイベントがあり、地方での起業についての講演やパネルディスカッションが行われました。今後も起業・ビジネスに関連するイベントやセミナーが随時開催される予定です。

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WORX新富士

新富士駅構内にある商業施設「ASTY新富士」1階の奥まった場所に1月上旬オープン、同駅を利用するビジネスマンなどをターゲットにしています。富士市が設置し、WORX富士などのコワーキングスペースを手掛ける企業JOINX(ジョインクロス)が運営する公設民営方式を採っています。新幹線のちょっとした待ち合わせ時間にも利用できるよう、20分250円の料金設定があるのが特色です。

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◇橘香堂近藤薬局 "creation"

富士市吉原商店街にある近藤薬局隣の空き店舗をリノベーションしてコワーキングスペースなどが設けられたほか、暮らしの困りごと相談・家事代行サービス「こでまり」の事務所もあります。人工芝が敷かれて子供向けのボルダリングや簡易的なキッチンが設けられたお洒落なフリースペース、キッチンカーなどが出店できる駐車スペースもあり、イベントでの活用も大いに期待されます。現在はプレオープン期間となっており、施設が開いている時は無料でお試しできます。本格オープン後はJOINXが運営を手掛けるWORX富士などと同等の料金体系となります。

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現在、芸術探検家の野口竜平さんが橘香堂近藤薬局に拠点を置いて、3月にグランシップで開催されるアーツカウンシルしずおかのイベント「おもしろい人に会いたい!!2023」で披露する「蛸みこし」の制作活動を行っており、その様子を見ることができます。詳細は吉原中央カルチャーセンター(YCCC)のページをご覧ください。

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2023年01月17日

岳鉄「だるま電車」 2023

現在、富士市東部を走るローカル鉄道の岳南電車で「だるま電車」が運行されています。毘沙門天大祭だるま市(今年は1月28〜30日開催)を盛り上げることを目的に、富士市まちの駅ネットワークを主体とした「富士だるまプロジェクト」によって企画されたもので、毎年大祭の時期に合わせて行われています。電車は通称「赤がえる」と呼ばれる7003形車両を使用し、側面の窓ガラスに可愛らしいだるまのラッピングが施されているほか、前後に「富士だるまプロジェクト」のヘッドマークが取り付けられています。

運行初日の12月27日に岳南江尾駅で出発式が行われました。岳鉄社長・富士市かぐや姫などの挨拶、毘沙門天妙法寺の住職による安全運行祈願、だるまへの目入れ、テープカットを行ってだるま電車の運行を盛大に祝いました。

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出発式終了後、だるま電車発車までの間に車内を見学。「紙っとプロジェクト」による折り紙ワークショップで制作されたコラージュ作品や縁起物が飾られ、大祭のムードを演出しています。運行期間は大祭最終日の1月30日(月)までとなります。

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今年の毘沙門天大祭は1月28日(土)から3日間、詳細は毘沙門天妙法寺のサイトをご覧ください。


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