9月22日から2日間、沼津市内で「
リノベーションまちづくりサミット2022@沼津」が開催されました。近年、
リノベーションの手法によるまちづくり・地域活性化の取り組みが全国各地で行われており、沼津市はその先進地の一つとして知られています(沼津市の取り組みについては
こちら)。このサミットはリノベーションまちづくりをプロデュースする会社「
リノベリング」の主催で行われ、リノベーションまちづくりに取り組む全国の実践者が一堂に会して、取り組み事例の発表や交流などが行われました。
まずは、サミットに先立って行われたリノベーションされたスポットなどを巡る
オプションツアー。4つのコースのうち、街を巡るコースに参加しました。地元で遊休不動産の活用などを手掛ける
lanescape代表の小松浩二さんの案内のもと、市内中心部や商店街、狩野川沿いをまち歩きしながら、リノベーションされた物件などを見学しました。建設中のクラフトビール醸造所(現在は「
Masters Brewing」としてオープン)、コーヒー焙煎所「
チャトラコーヒー」、デザイナー・クリエーター向けのシェアオフィス「
NUMAZU DESIGN CENTER」、レンタルスタジオ「
EL PASITO」、クラフトジン蒸留所「
沼津蒸留所」、石倉の上にある一軒家をを活用した宿泊施設「
魚町 蔵ノ上」など、約2時間でたっぷり見ることができ、街中での取り組みについて理解を深めることができました。












午後から始まったサミットでは、沼津市の取り組みを紹介するオープニングセッションのあと、10のテーマで事例紹介とトークセッションが行われました。このうち「大家と家守の豊かな関係」のテーマでは、焼津市で「
みんなの図書館さんかく」を運営する土肥潤也さんなどが登壇しました。同館は商店街の空き店舗を活用した市民参加型の私設図書館で、本棚のスペースを有料で貸し出して自分の好きな本を置くことができる「一箱本棚オーナー制度」が特徴です。この取り組みは「
みんとしょ」の愛称で全国各地に広がっています。



なお、トークセッションのアーカイブは
リノベリングのYouTubeチャンネルで見ることができます。
☆ホームページ版「
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posted by Taitan at 07:00|
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