2019年05月10日

れんげじいけぱーく「茶と人に出遇う」

3月中旬に藤枝市の蓮花寺池公園を舞台に開催された体験型イベント「れんげじいけぱーく」(蓮華寺池公園博覧会)、その中のプログラム「茶と人に出遇う」に参加してみました。

参加者は蓮花寺池公園の一角にあるマツウラコーヒー前に集合。「みちくさ探偵」こと増田あきらさんの案内で、トンガリ屋根が特徴で明治モダン建築の旧藤枝製茶貿易株式会社や藤枝市指定天然記念物の大きなクスノキがある月見里神社など、ゆったり散策しながら街中にあるスポットを見物しました。

rengejiikepark01.jpg

rengejiikepark02.jpg rengejiikepark03.jpg

rengejiikepark04.jpg  rengejiikepark05.jpg

rengejiikepark06.jpg  rengejiikepark07.jpg


お茶屋さんが多くある茶町の一角にある製茶問屋「一言」へ。店の奥にあるかつて茶工場だった建物は、今ではコンサート・演劇などのイベント会場として使われており、茶箱を活用した座席やステージがお茶屋さんらしい素敵な雰囲気を演出しています。ここでは、淹れたてのお茶とともにLalala PLaNET plusの無農薬野菜をふんだんに使った体に優しい弁当を美味しくいただきました。

rengejiikepark08.jpg

rengejiikepark09.jpg rengejiikepark10.jpg

rengejiikepark11.jpg

rengejiikepark12.jpg rengejiikepark13.jpg

rengejiikepark14.jpg rengejiikepark15.jpg

rengejiikepark16.jpg


昼食後は、同じく茶町にある「西野商店」へ。ここには蘭字ギャラリーがあり、 店主さんの解説を聞きながら明治・大正の頃に輸出茶の茶箱などに貼り付けられた「蘭字」と呼ばれるラベルの数々を見ることができました。富士山や人物、動植物などが描かれた浮世絵風の絵画と「JAPAN TEA」などの英文字を組み合わせたラベルは芸術的な価値があります。

rengejiikepark17.jpg rengejiikepark18.jpg

rengejiikepark19.jpg

rengejiikepark20.jpg rengejiikepark21.jpg


最後は旧東海道沿いにある「小野製茶」へ。ここでは抹茶甘酒の試飲と複数のお茶を飲み比べて銘柄や産地を当てる闘茶体験をすることができました。闘茶体験は5種類のお茶を使って行われ、それぞれの茶葉の感触や香りを確かめたあと1杯ずつ味わい、微妙な味の違いを判断して答えを出していきました。初めての体験でなかなか難しかったですが、楽しいひと時を過ごせて良かったです。なお、毎年春に開催している藤枝おんぱくでは、「天下一闘茶会」というプログラムが開催されています。

rengejiikepark22.jpg rengejiikepark23.jpg

rengejiikepark24.jpg

rengejiikepark25.jpg rengejiikepark26.jpg

rengejiikepark27.jpg


☆ホームページ版「お天気屋さん」もよろしくお願いします!
posted by Taitan at 07:00| Comment(0) | 観光・まち歩き

2019年05月09日

あの店、この店、茶の町飲み比べウォーク!

2月から3月にかけて静岡市内で開催された地元の魅力を体験するイベント「駿河東海道おんぱく」、静岡市の茶町界隈で行われたプログラム「あの店、この店、茶の町飲み比べウォーク!」に参加してみました。

茶町の入口にある日銀静岡支店前に集合。お茶に関する体験ツアーなどを手掛ける旅行会社「そふと研究室」の方による案内で、お茶屋さんやお茶関連が多く点在する通りを歩いていきます。茶町を示す案内看板や歩道脇に植栽された茶の木など、茶の町を感じる風景を楽しむことができたほか、昔から営んでいる趣のある商店もあって良い雰囲気でした。

chamachiwalk01.jpg

chamachiwalk02.jpg chamachiwalk03.jpg


まずは酒や雑貨などを扱う個性的なセレクトショップ「ア ヴォートル サンテ」へ。ここにはアロマテラピーを扱うショップ「UN JOUR」もあり、多彩なアロマオイルの香りを楽しむ体験をしました。同じフレーバーでもブレンドの仕方による香りの違いも楽しめて良かったです。

chamachiwalk04.jpg

chamachiwalk05.jpg chamachiwalk06.jpg


最初に訪れたお茶屋さんは「茶町KINZABURO」(前田金三郎商店)です。茶鑑定の最高位「茶師十段」を持つ前田文男さんによる高知茶・本山茶(静岡市)・初倉茶(島田市)の飲み比べと、前田冨佐男さんによるバラや桜の花などをブレンドしたオリジナル茶を同店自慢のスイーツ「茶っふる」とともに味わいました。また、高知・本山・初倉の茶をブレンドした「前田文男スペシャル茶」を自分の好みの配合で作って持ち帰ることもできました。

chamachiwalk07.jpg

chamachiwalk08.jpg

chamachiwalk09.jpg chamachiwalk10.jpg

chamachiwalk11.jpg


次のお茶屋さんに行く前に斉藤精肉店へ立ち寄りました。街中の小さなお肉屋さんですが、産地や品質など肉に対する徹底的なこだわりで人気を集めているとのこと。ここでは自慢のローストビーフの食べ比べ体験、店主さんの話を聞きながら絶品をじっくり味わいました。

chamachiwalk12.jpg

chamachiwalk13.jpg chamachiwalk14.jpg


2番目に訪れたお茶屋さんは「茶屋すずわ」(鈴和商店)です。2017年に茶工場の一角にお茶とその関連商品を扱う小さな店をオープンさせ、洒落た雑貨屋さんのような雰囲気とインスタ映えする写真投稿で人気を集めています。ここでは天竜の山のお茶などを金平糖とともに味わいました。

chamachiwalk15.jpg

chamachiwalk16.jpg

chamachiwalk17.jpg chamachiwalk18.jpg

chamachiwalk19.jpg


最後に訪れた3軒目のお茶屋さんは「マルヒデ岩崎製茶」です。ここでは清水のブランド茶「幸せのお茶 まちこ」の茎茶・ほうじ茶などの飲み比べのほか、同店オリジナル商品「茶ぁ飯の素」を使ったミニ焼きおにぎりを味わうことができました。また、同店では地元静岡の美味しい食材を集めた「マルヒデ百貨店」という催しを毎月1日に行っています。

chamachiwalk20.jpg chamachiwalk21.jpg

chamachiwalk22.jpg

chamachiwalk23.jpg

chamachiwalk24.jpg chamachiwalk25.jpg


今回のプログラムは参加費が5,000円ということで、お茶の飲み比べ&まち歩きとしては少々高いのではと思っていましたが、そんな思いが吹き飛んでしまうほどの充実ぶりで大満足のプログラムでした。今まで知らなかった静岡市茶町の魅力を存分に楽しめて本当に良かったです。なお、茶町の案内は「茶の町コンシェル」のサイトをご覧ください。


☆ホームページ版「お天気屋さん」もよろしくお願いします!
posted by Taitan at 07:00| Comment(0) | 観光・まち歩き