参加者は蓮花寺池公園の一角にあるマツウラコーヒー前に集合。「みちくさ探偵」こと増田あきらさんの案内で、トンガリ屋根が特徴で明治モダン建築の旧藤枝製茶貿易株式会社や藤枝市指定天然記念物の大きなクスノキがある月見里神社など、ゆったり散策しながら街中にあるスポットを見物しました。







お茶屋さんが多くある茶町の一角にある製茶問屋「一言」へ。店の奥にあるかつて茶工場だった建物は、今ではコンサート・演劇などのイベント会場として使われており、茶箱を活用した座席やステージがお茶屋さんらしい素敵な雰囲気を演出しています。ここでは、淹れたてのお茶とともにLalala PLaNET plusの無農薬野菜をふんだんに使った体に優しい弁当を美味しくいただきました。









昼食後は、同じく茶町にある「西野商店」へ。ここには蘭字ギャラリーがあり、 店主さんの解説を聞きながら明治・大正の頃に輸出茶の茶箱などに貼り付けられた「蘭字」と呼ばれるラベルの数々を見ることができました。富士山や人物、動植物などが描かれた浮世絵風の絵画と「JAPAN TEA」などの英文字を組み合わせたラベルは芸術的な価値があります。





最後は旧東海道沿いにある「小野製茶」へ。ここでは抹茶甘酒の試飲と複数のお茶を飲み比べて銘柄や産地を当てる闘茶体験をすることができました。闘茶体験は5種類のお茶を使って行われ、それぞれの茶葉の感触や香りを確かめたあと1杯ずつ味わい、微妙な味の違いを判断して答えを出していきました。初めての体験でなかなか難しかったですが、楽しいひと時を過ごせて良かったです。なお、毎年春に開催している藤枝おんぱくでは、「天下一闘茶会」というプログラムが開催されています。






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